2024年4月より、自動車運転者の労働時間等の基準が改正されています。 テレビのニュース等で、「物流の2024年問題」として、トラックドライバーの時間外労働時間の短縮 が話題になっていますが、貸切バスの乗務員にも同様に拘束時間についての改正がありました。 詳細については、いろいろなパターンがあるのでここでは書きませんが、 資料のような内容で、かなり今までとは変わっています。 これによって、例えば1日の運転可能時間が短くなったり、 走行距離が短くなったりして、今まで1人で運転出来ていた行程が、 交替乗務員を含めて2人体制で運行しなければならなくなるケースが発生します。 2023年の10月から、国交省の通達によりバス料金が約25%の値上がりとなっており、 貸切バスをご利用いただくお客様には、大きな負担増となっておりますが、 今回の改正で更にご負担をお掛けすることになりました。 以前と同じ旅行プランでも、バス料金が全く変わってしまうこともあります。 しかしながら、今回の改正は、自動車運転者の労働時間をしっかりと管理し、 より安全で快適な運行を行うためのものです。 皆様にはどうかご理解をいただきますようお願い申し上げます。 弊社のバスを今まで以上に安心してご利用下さい。 ささき観光では、安全への取組として、「安全」に関わる様々な内容の乗務員研修を行っています。 今回の研修は通常の内容に加えて、今週末から始まる「ちゅーピープール」の送迎シャトルバス運行について、 安全運行の徹底と、確認項目の再確認も合わせて行いました。 7月10日の研修テーマは、 1. 労働法の学習 テーマ:改善基準告示 2. 事業用自動車の運行の安全及び旅客の安全を確保するために遵守すべき基本的事項 テーマ:正確な日常点検でリスクを最小にしましょう 3. 危険の予測及び回避並びに緊急時における対応方法 テーマ:危険の予測とは何をすること?・生活道路でのシミュレーション 4. 事業用自動車の構造上の特性 テーマ:事業用自動車の大きさについて理解する 5. 主として運行する路線若しくは経路又は営業区域における道路及び交通の状況 テーマ:経路調査の重要性・ヒヤリハット体験の活用事例 6. 健康管理の重要性 テーマ:肥満・メタボリック症候群の改善 7. 交通事故に関わる運転者の生理的及び心理的要因及びこれらへの対応方法 テーマ:過労になると運転にどんな影響があるのか 8. 事業用自動車を運転する場合の心構え テーマ:事業用自動車の公共性と安全運行の心構え他 9. 運転者の運転適性に応じた安全運転 テーマ:診断結果に基づく助言と指導 10. 乗客の救護 テーマ:高齢者の骨折への対応 11. トライ・ザ・セーフティinひろしま2023への参加について テーマ:無事故・無違反 150日チャレンジ!! 12. 夏の交通安全運動(7月11日~7月20日) 広島県は、全国旅行支援も既に終わり、G7サミット関連の慌ただしさも落ち着いたのですが、 コロナが5類に移行した影響か、人の動きは益々増えるばかりのように感じます。 しかしながら、各人が気を抜くことなく感染対策を続ける必要があると思います。 弊社の業務で一番大事なのは、安全にお客様を目的地までお届けすることです。 運転技術の向上も大切なことですが、基本的なテーマに基づいた研修を行うことも大事だと考えます。 さあ、今年の夏は家族みんなで「ちゅーピープール」で楽しい思い出をつくりましょう! ささき観光では、安全への取組として、「安全」に関わる様々な内容の乗務員研修を行っています。 今年最初の研修は、大野町にある「まちの駅 ADOA大野」の共有スペースにある会議室をお借りしました。 1月31日の研修テーマは、 1. バス・トラックの運行の安全を確保するために遵守すべきこと テーマ:バス・トラックに係る法令の学習 2. 事業用自動車の運行の安全及び旅客の安全を確保するために遵守すべき基本的事項 テーマ:刑事・民事・行政 それぞれの責任の違い 3. 事業用自動車の構造上の特性 テーマ:高さ・長さ・幅を意識した運転とは 4. ・危険の予測及び回避並びに緊急時における対応方法 ・交通事故に関わる運転者の生理的及び心理的要因及びこれらへの対処方法 テーマ:右折をする際の注意点 5. 旅客が乗降するときの安全を確保するために留意すべき事項 テーマ:高齢者・障がい者の意見を聞いてみましょう 6. 運転者の運転適性に応じた安全運転 テーマ:適性診断結果を利用するために 7. 乗車中の旅客の安全を確保するために留意すべき事項 テーマ:道路冠水に対する注意 8. 主として運行する路線若しくは経路又は営業区域における道路及び交通の状況 テーマ:運行記録計のデータを利用した安全運転 9. 危険の予測及び回避並びに緊急時における対応方法 テーマ:駅前ロータリーでの危険回避シミュレーショントレーニング 10. 事業用自動車の構造上の特性 テーマ:側方の死角を実感するトレーニング 11. 健康管理の重要性 テーマ:風邪の予防方法・突然のめまいについて 今回は今年初めての研修ということで、少し気合を入れてたくさんのテーマについて話し合いました。 何度も繰り返し議論していますが、安全に対する項目は、お客様の命を預かる者として最も大切なことであります。 基本的なことを忘れないためにも、繰り返し行うことこそが無事故へと近道となるでしょう。 午後からは、コロナ禍でなかなか外部の講師を招くことが出来ませんでしたが、 久しぶりに、「独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)」の方をお招きして、危険予知トレーニングを行いました。 最後に、個人の安全運転実施目標を設定し、全員で発表し確認し合いました。 その後、「広島日野自動車㈱大野工場」へ場所を移動して、日常点検の手順を学びました。 この日常点検というのは、道路運送車両法により、使用者または運行する人に義務付けられているものです。 専門知識が無くても出来る大事な項目について教わりました。 今日一日学んで来た内容を、忘れることなく繰り返し実践していくことに意味があると思います。 物価高騰で気持ちも下向きになりがちですが、皆さんいっしょに前を向いて頑張っていきましょう。 新年あけましておめでとうございます。 今年最初の投稿は、嬉しいご案内をさせていただきます。 昨年12月に、弊社は日本バス協会が実施している、貸切バス事業者安全性評価認定制度において、 これまでの「一つ星」からステップアップして「二つ星」の認定をいただきました。 この制度は、安全性の確保に向けた取組状況を評価・認定・公表することで、貸切バスの利用者や旅行会社が より安全性の高い貸切バス事業者を選択しやすくするとともに、この制度の実施を通じ、貸切バス事業者が 安全性の確保に向けた意識の向上や取り組みの促進を図り、より安全な貸切バスサービスの提供に寄与することを目的に 日本バス協会が実施しているものです。 審査項目や審査基準の詳細は書きませんが、2年毎に審査されて更新されていきます。 当然、悪い項目が見つかれば格下げになりますし、更なる努力が認められれば格上げされます。 最上位は「三ツ星」ですので、社員一丸となって次のステップに望みたいと思います。 今回、こうして「二つ星」がいただけたのは、弊社をご利用下さったお客様あってのことだと感謝申し上げます。 これからもお客様のご要望にお応え出来るよう努力して参りますので、 引き続き宜しくお願い致します。 頑張ります! ささき観光では、安全への取組として、「安全」に関わる様々な内容の乗務員研修を行っています。 5月29日の研修テーマは、 1. 乗車中の旅客の安全を確保するために留意すべき事項 テーマ:「旅客がシートベルトを装着することの重要性」 【押さえておきたいポイント】 ① 急ブレーキによって前向きにかかるGは非常に大きい ② 事故発生時は複数の方向からGがかかる可能性 2. 事業用自動車を運転する場合の心構え テーマ:「事業用自動車の社会的役割を確認する」 【押さえておきたいポイント】 ① 具体的数値が示す「国内流通の要」トラックの存在感 ② 超高齢社会においてバスの需要はますます増加傾向に 3. 健康管理の重要性 テーマ:精神的な病について知っておきましょう 【押さえておきたいポイント】 ① 精神疾患には原因によって3つのカテゴリーがある ② 認知症は進行を遅らせるためにも早期発見がカギ 今月は、5/2に続いて2回目の研修でした。 今回のテーマも安全に対する基本的なことが中心でしたが、 繰り返し行うことで自然と体が覚えてしまうようにすることも重要だと思います。 午後からは、車庫で実際にバスを利用して、非常時の対応について実技を行いました。 バスの後方にある非常口からの脱出方法を実際に行ってみました。 こんなことは無いに越したことはないのですが、もしもの時のために真剣に取り組みましたよ。 少しずつですが、バスをご利用いただくことが増えてきたように思いますが、 今回のような安全に対する取り組みを行うことが、皆様を安心安全な旅にお連れする第一歩となりますから。 ささき観光では、安全への取組として、「安全」に関わる様々な内容の乗務員研修を行っています。 5月2日の研修テーマは、 1. 危険の予測及び回避並びに緊急時における対応方法 ・主として運行する路線若しくは経路又は営業区域における道路及び交通の状況 テーマ:「踏切を安全に渡ろう」 2.事業用自動車の運行の安全を確保するために遵守すべき基本的事項 ・事業用自動車を運転する場合の心構え テーマ:「『速度落とせ』の標識って何の意味?」 3. 健康管理の重要性 テーマ:花粉症に注意しましょう 今回は新年度ということで、通常の研修内容と合わせて、2022年度の目標についても話し合いました。 安全に対する基本方針を徹底することは、お客様の安心を得るために最も大切なことであり、 研修でも一番時間をかけて行わなければならない内容だと思います。 基本的な内容でも、繰り返し何度も行うことが無事故へと繋がると思います。 午後からは、車庫で実際にバスを運転して、後方の距離の感覚を掴む練習を行いました。 バスには、バックモニターが完備されていますが、それに頼らない運転の練習でした。 皆さんベテランの乗務員ばかりなので、自分自身の感覚と経験で対応出来ましたよ。 弊社をご利用される際には、乗務員の運転技術にも関心を持ってみて下さいね。 コロナウィルスとの戦いに限らず、世界情勢も緊張が続いていますが、 一日も早く皆さんといっしょに、安心安全な旅が出来ることと世界平和を祈っています。 ささき観光では、安全への取組として、「安全」に関わる様々な内容の乗務員研修を行っています。 12月18日の研修テーマは、 1. 事業用自動車を運転する場合の心構え ・トラック、バス、タクシーそれぞれの事故の特徴 2. 労働法の学習 ・運転手に適用される労働法を理解する 3. 健康管理の重要性 ・ワクチンとはいったい何者? 4. 異常気象時における対処方法 ・強風の怖さを理解しましょう 5. 危険の予測及び回避並びに緊急時における対応方法 ・シミュレーショントレーニング 高速道路 6. 健康管理の重要性 ・認知症予防のために今からできること 7. バリアフリー研修 ・講師「社会福祉法人 もみじ福祉会 理事長 井上一成様」 今回は、11月分と12月分をいっしょに行いましたので、いつも以上に内容の濃い研修でした。 久々に、研修会場を借りて行いましたが、やはり気持ちが引き締まりますね。 午前中はテキストに沿った内容で、映像を見ながら、疑問点や問題点を話し合いました。 午後からは、外部から講師をお招きして、バリアフリーに対する認識の再確認と、 実際に、車椅子の使い方や目隠しをして目の不自由な方への接し方などを教わりました。 その後、車庫へ移動してタイヤチェーンの装着方法の再確認を全員で行いました。 これでいつ雪が降っても大丈夫です、と言ってる先から翌日は湯来でも積雪がありましたね。 「やっぱ広島じゃ割」の活用や「GoToトラベル」再開へ向けての期待などで、 少しずつですが人の動きが出てきました。 新たなコロナウィルスの変異株も出て来て、まだ安心は出来ませんが、 来年は皆さんといっしょに、大いに笑って旅が出来ることを祈っています。 GoToトラベルの再開に向けて、国からのバックアップが決まりつつあります。 具体的な再開時期まだ決定していませんが、今後の「旅」を安心安全に過ごす為に、 観光庁、国土交通省から「新しい旅のエチケット」が作成されました。 少しでも皆様の安全を守るべく、弊社も努力してまいりますので、 皆様もこの資料を参考にしていただいて、楽しい旅を満喫していただきたいと思います。 ささき観光では、安全への取組として、「安全」に関わる様々な内容の乗務員研修を行っています。 10月30日の研修テーマは、
感染対策を兼ねた車庫での研修も、今回で何度目でしょうか。 日陰は少し肌寒いですが、太陽の下では暖かく気持ちがいいくらいでした。 いつも通り午前中はバスの中でビデオ画面を見た後に、注意点などを再確認しました。 午後からは、最近少しずつ動き始めたバスの運行上での気付きや対応などを話し合いました。 最後はやっぱりバスの掃除を心を込めて行いました。 いつでも直ぐに配車出来るように、整備も怠りません。 もう少しの辛抱だと思いますので、皆様も体力を温存しておいて下さいね。 |
カテゴリ
すべて
アーカイブ
5月 2024
|